GatherLogs
SUMでは、すべてのログファイルを1つのファイルに収集するツールを提供しています。問題をトラブルシューティングする場合は、gatherlogs
を実行します。このスクリプトは、SUMが格納されているディレクトリと同じディレクトリにあります。
注記:
必ず、GatherLogsユーティリティを実行する前に、SUMをシャットダウンしてください。
SUMの実行中にGatherLogsユーティリティを実行する場合は、CNodeDataテーブルが存在しないなどのエラーが報告されることがあります。データベースは、パフォーマンス上の理由により、ファイルにすべてのトランザクションをフラッシュしません。トランザクションはプロセスのキャッシュ内にあり、いくつかの条件に基づいて、その内容がファイルシステムにフラッシュされます。ただし、SUMはそのキャッシュからのすべての操作に、すべてのテーブルを使用できます。SUMをシャットダウンすると、キャッシュの内容はファイルシステムにフラッシュされます。そのため、SUMが実行されている間に実行されたGatherLogsユーティリティは、すべてのデータやテーブルにアクセスできるわけではありません。その結果、エラーが報告されることがあります。
/debuglogdir
(Windows)または--debuglogdir
(Linux)パラメーターを使用してSUMを起動する場合、デバッグログディレクトリ
からログファイルを収集できるように、gatherlogs
スクリプトを起動する際のパラメーターも指定します。