IPv6 ネットワーク内での Windows Server 2003 オペレーティングシステムのセットアップについては、オンラインの Microsoft TechNet アーティクル 『Step-by-Step Guide for Setting Up IPv6 in a Test Lab』 (英語)を参照してください。
Windows Server 2003 では、HP SUM で必要なファイル共有機能を実現するためにサイトローカルアドレスが必要です。つまり、リンクローカルアドレスやグローバル IPv6 アドレスは、HP SUM のリモートターゲットとしてはサポートされていません。
HP SUM を使用してリモートの Windows Server 2003 サーバーにソフトウェアやファームウェアの更新をインストールする前に、レジストリエントリーを追加して IPv6 ネットワーク経由でのファイル共有接続を有効にする必要があります。
上記の手順について詳しくは、Microsoft 社の Web サイト から、Microsoft Knowledge Base Item 281308(英語)を参照してください。
IPv6 アドレスは、コマンドライン引数または HP SUM のユーザーインターフェイスを使用して HP SUM に渡すことができます。HP SUM のユーザーインターフェイスでは、IPv6 ターゲットサーバーの DNS 名を入力するか、IPv6 アドレスボタンを選択して IPv6 アドレスを入力することで、IPv6 ネットワーク上のリモートホストを追加できます。HP SUM は、IPv6 の短縮および完全表記をサポートします。アドレスの入力時に、オプションのインターフェイス番号を追加する必要はありません。
IPv6 環境で HP SUM を実行する際にターゲットサーバーに接続できない場合や「検出失敗」メッセージが表示される場合は、「トラブルシューティング」を参照してください。
ターゲットサーバーに接続した後は、HP SUM の他の機能は、すべて IPv4 環境と同じように機能します。IPv6 ホストのログファイルは、他のすべての HP SUM ファイルとともに、\CPQSYSTEM\hp\log\<IP アドレス >
ディレクトリに保存されます。