カスタムベースラインを作成すると、展開するアップデートを限定できるため、アップデートベースラインまたは ISO のサイズを最小化できます。また、ご使用の環境に展開するアップデートの標準化も可能になります。

[注記]

注記: カスタム ISO を作成するには、ソースベースラインでブート可能な HP SPP ISO を使用できるようにする必要があります。

  1. [ベースライン] 画面で、[アクション] → [カスタムを作成]をクリックします。

  2. [説明]テキストボックスに、ベースラインの説明を入力します。説明は、最長 50 文字です。

  3. [バージョン]ボックスで、ナビゲーション用の矢印を使用して、バージョン番号(例:2013.5.21)を作成します。

    [注記]

    注記: ベースラインの名前は、説明とバージョンを組み合わせて自動生成されます。

  4. [ターゲットの位置]フィールドで、[一覧]をクリックして、ベースラインの保存先にするディレクトリに移動します。

    [注記]

    注記: HP SUM は、カスタムベースライン作成時の新しいディレクトリの作成はサポートしていません。HP SUM の外部で、新しいディレクトリを作成しておいてください。

  5. [起動可能な ISO] を作成するかどうかを選択します。

  6. [バックグラウンドで実行]を行うかどうかを選択します。

    ベースラインのバックグラウンドでの作成を選択した場合、進行状況は [アクティビティ] 画面で監視できます。詳しくは、「アクティビティ画面の使用」を参照してください。

  7. [ベースラインのソース]セクションで、アップデートのコピー元にするベースラインを選択します。

  8. [フィルター] セクションで、選択する [コンポーネントのタイプ]([ファームウェア]、[ソフトウェア]、または [両方])を選択します。

  9. [フィルター]セクションで、ベースラインに含めるアップデートのタイプをそれぞれ選択します。

  10. ベースラインに適用する [アドバンストフィルター]を選択します。選択できるフィルターについて、次の表で説明します。

  11. [フィルターを適用]をクリックします。使用できるアップデートのリストが表示されます。

  12. 作成するベースラインに含める個々のコンポーネントアップデートを選択します。

    リスト内で特定のアップデートを見つけるには、検索機能を使用します。

  13. [ISO の作成]または [ベースラインの保存]をクリックして、ベースラインを作成します。

    ユーザーがさらに別のカスタムベースラインを作成する場合にも対応できるように、[ISO の作成]または [ベースラインの保存]をクリックしても、[カスタムベースラインの作成] 画面は閉じません。

    [注記]

    注記: ISO を作成すると、HP SUM はディレクトリにベースラインも作成します。このベースラインを追加してローカルで使用することができます。

  14. [閉じる]をクリックして、[カスタムベースラインの作成] 画面を閉じます。

[注記]

注記: HP SUM がカスタムベースラインをベースラインライブラリに自動的に追加することはありません。ベースラインの追加について詳しくは、「ベースラインの追加」を参照してください。