SSH キーファイルと root 認証情報の使用

HP SUM では、パスワードを使って、あるいは SSH キーを指定してログインすることができます。

  1. HP SUM を実行しているノードで ssh-keygen -t rsa と入力します。

    パスフレーズはオプションです。

  2. ディレクトリ .ssh /id_rsa.pub にキーを保存します。

    プライベートキーが PEM 形式であることを確認します。これを行うには、キーを開いて、キーの最上部に次のテキストが表示されていることを確認します。

    ---- BEGIN RSA PRIVATE KEY ----

  3. 必要に応じて、更新するノード上に root レベルで.ssh ディレクトリを作成します。ディレクトリのアクセス権限レベルを 700 に設定します。

  4. 更新するノードにファイル .ssh/authorized_keysfile があるかどうか確認します。このファイルが存在していない場合、作成するか、このファイルを追加します。authorized_keys ファイルでアクセス権限を 640 に設定します。


    [注記: ]

    注記: ファイルを追加する場合、より多くのユーザーがプライベートキーの使用を許可されます。


  5. ホストノード上の .ssh/id_rsa.pub の内容をコピーし、リモートノード上の .ssh/authorized_keysfile に貼り付けます。

  6. ホストノードと更新対象ノードの間で、SSH パスを開きます。

    1. ssh root@10.0.0.1 と入力します。こうすると、シェルのパスが開きます。

    2. ssh root@10.0.0.1 uname と入力します。こうすると、コマンドが実行されて戻ります。

  7. HP SUM には、id_rsa(プライベートキーファイル)およびパスフレーズへのアクセス権限(パスフレーズを作成した場合)が必要です。


    [注記: ]

    注記: その他のアプリケーションに PEM 形式のパブリックキーが必要な場合は、ssh-keygen -e -f id_rsa.pub > id_rsa_pub.pem と入力すると変換できます。キーを開き、PEM 形式を示す ---- BEGIN SSH2 PUBLIC KEY ----を確認します。


Windows システムでプライベートキーを作成するには、PuTTY や PuTTY Key Generator(PuTTYGen)などのアプリケーションを使用します。詳しくは、https://www.digitalocean.com/community/tutorials/how-to-create-ssh-keys-with-putty-to-connect-to-a-vps を参照してください。

ファイルを PEM 形式にエクスポートするには、[Conversion] → [Export OpenSSH key] を選択します。