ノードステータスについて

ノードを追加してアップデートを展開したら、SUMが以下のステータスをノードに割り当てます。

  • 調査:SUMは、ノードアドレスとユーザー認証情報を確認します。必要な場合、調査でもCHIFドライバーがインストールされます。Gen10 iLO 5ノードでは、調査によってiLOレポジトリの詳細が取得されます。

  • インベントリ前(WindowsおよびLinuxのリモートノードのみ):SUMは、リモートノードでコマンドを実行し、オペレーティングシステムの詳細、取り付けられているハードウェア、インストールされているRPM(Linuxノード)を確認します。

  • インベントリ:SUMは、ノードから情報を収集して、どのアップデートが適用されているか、および依存関係の問題があるかどうかを確認します。WindowsおよびLinuxのリモートノードの場合、SUMは、自身のバージョンに加えて、適用可能性の確認に必要なベースラインコンポーネントをコピーします。

  • アップデートの展開/インストール:SUMは、ノードにアップデートを展開します。WindowsおよびLinuxのリモートノードの場合、展開に必要なすべてのコンポーネントがリモートノードにコピーされ、SUMがリモートノードで実行されます。iLO 5ノードの場合、SUMはiLOレポジトリにコンポーネントをアップロードし、インストールセットのコンポーネントを保存します。iLO 5は、この処理を行うオプションがUIで選択されている場合にのみ、コンポーネントをインストールセットとして保存します。
    注記:

    Gen10 Windows/Linuxの場合、コンポーネントをインストールセットとしてILO NANDに保存するオプションを選択した場合、SUMはコンポーネントとその構成をアップロードして、ILO NANDにインストールセットを作成します。このインストールセットは呼び出され、その結果のタスクキューが処理されます。

  • インストールの完了:SUMはアップデートを終了し、必要に応じてノードを再起動します。