接続エラーのトラブルシューティング
HP SUMの接続エラーまたは検出失敗のメッセージを受け取った場合は、以下のトラブルシューティングのヒントに従ってください。
- ご使用のワークステーションが、ターゲットIPアドレス上のADMIN$共有にすでに接続していないかを確認してください。接続中の場合は、Windowsがクライアントからサーバーの共有への接続を1つしか許可しないため、HP SUMはリモート サーバーの共有に接続できません。これは、コマンド プロンプトに
net use
と入力することによって確認できます。ターゲットIPアドレスの\admin$共有にすでに接続している場合は、接続を削除して、インストールを再試行してください。 - ターゲットIPアドレスのサーバーのadmin$共有がアクセス可能であることを確認してください。ターゲット サーバーがアクセス可能であるかは、ターゲット サーバーのIPアドレスまたはDNS名を使用して
net use x: \\<ip_address_or_dns_name>\admin$
と入力することで確認できます。接続を確認したら、コマンド プロンプトにnet use x: /d
と入力してその接続を削除してください。 - ターゲットIPアドレスのサーバーへの接続に使用されているユーザーIDが管理者のグループに属していることを確認してください。そうでない場合、HP SUMはターゲットへのインストールをブロックします。
- WMIが有効になっており、すべてのWindowsターゲット サーバー上で動作していることを確認してください。
- Windowsターゲット サーバーの場合、
DOMAIN\USER
形式でユーザー名を入力します。ここで、<
user
>は管理ユーザー名、<
domain>
はこのユーザー アカウントのNETBIOSコンピューター名またはADドメイン名です。 - Linuxの場合は、SSHポートがブロックされていないことを確認してください。
- まれに、外付ストレージ エンクロージャーによって、HP SUMが検出障害を報告する、またはハングする場合があります。この問題を解決するには、ファームウェアの更新が完了するまで外部ストレージとの接続を切断してください。
- Linuxの場合は、SSHを通じてターゲット サーバーに接続できることと、ファイルを安全にターゲット サーバーに送信するために
scp
コマンドが使用可能であることを確認してください。 - ネットワーク上のすべてのルーターのファイアウォール ポートが、このガイドの「HP Smart Update Managerでのポートの有効化」の項での説明に適合していることを確認してください。
- SEP製品は、ネットワーク脅威解析機能が有効になっている場合、HP SUMがリモート ターゲットと通信する機能をブロックします。ワークステーションでHP SUMを使用中のときは、この機能を無効にしてください。
- OpMan.trace、IPScout.trace、OSScout.trace、discagent.trace、およびdiscmanager.traceファイルを調べて、障害の原因を特定してください。詳しくは、"「トレース ディレクトリの収集」"を参照してください。
- サーバーのシリアル番号が有効であることを確認してください。
詳細情報
HP SUMヘルプの目次
HP SUMの用語集
HP SUMのユーザー ガイドをダウンロードするには、HPのWebサイトにアクセスしてください。