ソースの選択
[ソース選択]画面では、次の操作を行えます。
- 更新を含むレポジトリの選択
- レポジトリの追加
- レポジトリの編集
- レポジトリ コンポーネントの設定
- HP FTPサイトから更新を取得するかどうかの選択
- 各レポジトリでの更新の表示方法(ファームウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはファームウェアとソフトウェアの両方)の選択
レポジトリとは、HP SUMがターゲットの更新に使用するバンドル(リリース セットとも呼びます)および独立したSmartコンポーネントを含むディレクトリのことです。アップデート バンドルとは、HPがリリースするファームウェアおよびソフトウェア コンポーネントのグループのことです。HP SUMでは、1つまたは複数のレポジトリを選択できます。最新バージョンのコンポーネントについては、HP FTPサイトで確認してください。
新しいレポジトリを追加する場合は、[新しいレポジトリの追加]をクリックします。新しいレポジトリの追加について詳しくは、レポジトリの追加を参照してください。
[現在のレポジトリ]テーブルには、以下の情報が表示されます。
- [レポジトリ名] - このフィールドにはレポジトリ名が表示されます。レポジトリ名の横のボックスをチェックして、使用するレポジトリを選択します。レポジトリを編集する場合は、行全体を強調表示して[レポジトリの編集]および[レポジトリの削除]ボタンを有効にします。
- HP SUMは、デフォルトという名前のレポジトリを自動的に作成します。このレポジトリは、HP SUMアプリケーションを保持するフォルダーです。
- HPのFTPサイトには、HPから入手できる最新バージョンのファームウェアおよびソフトウェア コンポーネントがあります。コンポーネントは、[レビュー/アップデートのインストール]画面で選択できます。この方法を使用すると、ファームウェア コンポーネントとソフトウェア コンポーネントの両方を選択できます。サポートされているデバイスの検出にコンポーネントが必要なとき以外は、[インストール]ボタンが選択されるまで、コンポーネントはHPのFTPサイトftp.hp.comからターゲットにダウンロードされません。コンポーネントが検出に必要な場合は、この操作の許可を求めるメッセージが表示されます。[ftp.hp.com]チェックボックスは、デフォルトでクリアされています。Webから更新をダウンロードするには、[ftp.hp.com]チェックボックスを選択してください。HP SUMは、ダウンロードしたコンポーネントを再びダウンロードしません。このレポジトリは、レポジトリ フィルターの設定を除き、編集できません。
- [前回ftp.hp.comからダウンロードしたレポジトリを使用] - このオプションには、ftp.hp.comサイトからダウンロード済みのコンポーネントが含まれます。ダウンロード済みコンポーネントの位置は、%TEMP%\hp_sum\ディレクトリです。HPのWebサイトからダウンロードしたコンポーネントを使用するには、このチェックボックスを選択してください。レポジトリは編集できません。
- [ロケーション] - このフィールドには、ターゲットの位置が表示されます。レポジトリ パスは編集できません。
- [追加] - このフィールドには、詳細情報または機能リンクが表示されます。このフィールドはftp://ftp.hp.comにアクセスするためのプロキシ サーバーの設定に使用されています。
- [追加] - このフィールドには、バンドルについての詳細情報が表示されます。ネットワークのプロキシ設定を変更するには、このフィールドの[プロキシオプション]をクリックします。
- [ステータス] - このフィールドでは、レポジトリの内容と、レポジトリ内の任意のコンポーネントを設定する必要があるかどうかを表示できます。
- [レポジトリコンテンツ]をクリックすると、選択したレポジトリの内容とバージョン番号が表示されます。
- 設定するコンポーネントを選択するには、[コンポーネントの構成]をクリックします。このオプションは、設定が必要なコンポーネントがあるローカル レポジトリに対してのみ使用できます。
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注:レポジトリ名ごとのチェックボックスは、更新でレポジトリを使用するかどうかを制御します。このボックスをチェックしても、編集または削除対象の行は選択されません。
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プロキシ サーバー オプションの設定
HP SUMがftp.hp.comにアクセスして更新が利用でき必要かどうかを判断するために、プロキシ サーバー情報が必要な場合があります。プロキシサーバーの詳細情報を入力するには、以下の手順に従ってください。
- [ソース選択]画面で、[現在のレポジトリ]テーブルの[プロキシオプション]をクリックします。リンクは、テーブルの[前回ftp.hp.comからダウンロードしたレポジトリの使用]行の[追加]フィールドにあります。
- [プロキシ詳細を入力してください]ダイアログ ボックスで、[プロキシサーバーの詳細を使用します]をチェックします。
- [サーバー]または[スクリプト]を選択します。
- [サーバー]を選択した場合は、サーバーのIPアドレスとポート情報を入力します。
- [スクリプト]を選択した場合は、次のいずれかの方法でスクリプトの位置を入力します。
- [プロキシ検出]をクリックして、設定スクリプトのデフォルト位置を自動で追加する。
- アドレスを手動で入力する。
- (必要な場合)[ユーザーID]を入力します。
- (必要な場合)[パスワード]を入力します。
- [OK]をクリックします。
複数のレポジトリの使用
HP SUMでは、インストール対象コンポーネントを選択するとき、1つまたは複数のレポジトリを選択できます。レポジトリごとに別のフィルター セットを持つことができます。以下の項目に注意してください。
- コンポーネントが複数のレポジトリにある場合、HP SUMは[現在のレポジトリ]テーブルの先頭に表示されているレポジトリにあるバージョンを使用します。
コンポーネントがローカル レポジトリとftp.hp.comにある場合、HP SUMはローカル バージョンを使用します。
ターゲット検出用のコンポーネントのダウンロード
Webから更新をダウンロードする場合は、[ソース選択]画面で[次へ]をクリックすると、[ダウンロード許可]画面が表示されます。このリストには、ターゲット検出に使用されるLinuxコンポーネントとWindows®コンポーネントの両方が含まれます。ご使用の環境にLinuxまたはWindows® OSを実行するターゲットが含まれない場合は、リストからこれらのコンポーネントを削除して、HP SUMがシステムにダウンロードするコンポーネントの数を減らすことができます。
関連項目
レポジトリの追加
レポジトリの編集
レポジトリの削除
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注:レポジトリ名ごとのチェックボックスは、更新でレポジトリを使用するかどうかを制御します。このボックスをチェックしても、編集または削除対象の行は選択されません。
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コンポーネントの設定
レポートの生成と表示
詳細情報
HP SUMヘルプの目次
HP SUMの用語集
HP SUMのユーザー ガイドをダウンロードするには、HPのWebサイトにアクセスしてください。