Virtual Connectが無効または不良ヘルス状態を報告する場合、HP SUMを使用したVirtual Connectファームウェアのアップグレードが失敗する
HP SUMを使用してVirtual Connectファームウェアをアップグレードできるのは、VCのヘルス状態が正常な場合だけです。ヘルス状態が無効
または不良
の場合、HP SUMは、VCファームウェアをアップグレードしません。
無効または不良のヘルス状態でVCアップグレードを試みると、HP SUMによるインストールは失敗します。失敗の詳細はインストール ログで表示できます。[追加]セクションで[インストール ログを表示]リンクをクリックしてログにアクセスしてください。
VCのヘルス ステータスの不良
状態には、次のようなものがあります。
- VCモジュールが冗長化されていません。
- 1つまたは複数のVCモジュールがドメインとは異なるファームウェア バージョンで動作しています(交換用またはアドオン)
- OA IPまたはユーザー名/パスワードが間違っているためOAに認証されていないか、またはVCM IPまたはユーザー名/パスワードが間違っているためVCMに認証されていません。
- ドメインのモジュール リストを取得できなかったかまたはモジュールが空です。
- どれかのモジュールで、電源が
入って
いない、ハードウェア ヘルスが正常
でない、モジュールのIPアドレスに接続できない、またはモジュールの役割が不明
といった問題があります。 - OAのバージョンが3.00以前です。または、VLAN機能が有効になっておりVCモジュールがOAとは異なるVLAN ID上にあります。
- VCMドメインのチェックポイントが有効でありません。
- プライマリVCMに隣接するVCMモジュールにプライマリVCMとの互換性がありません。
この問題を解決するには、VSCUを使用してファームウェアをアップグレードする必要があります。