リモートノード上で Linux および HP-UX root 認証情報を使用するための前提条件

  • HP SUM を過去にこのシステムで直接 root ユーザーとして実行している場合は、HP SUM が作成した temp ディレクトリを削除します。

  • ユーザーが /tmp および /var ディレクトリに対する読み取り/書き込みアクセス権限を持っていることを確認してください。

  • sudo ユーザーを作成する場合は、必ず、そのユーザーを /etc/sudoers ファイルに追加してください。次の表に、各ユーザーの権限とファイルでの指定を示します。

    ユーザー 権限 指定
    root ALL= (ALL) ALL
    Sudo_user ALL ALL
  • sudo コマンドの実行時にシステムが root ユーザーのパスワードではなく sudo ユーザーのパスワードを求めるように、/etc/sudoers ファイルのエントリーを編集します。

  • 以下の表に、/etc/sudoers でコメント化する特権、または削除する特権を示します。

    ユーザー 権限 指定
    ALL ALL= (ALL) ALL

    [警告! ]

    警告! このオプションは必ず Defaults targetpw を指定して使用してください。


  • スーパーユーザーの機能を使用するには、ユーザーをすべての root 特権を持つスーパーユーザーとして構成します。また、root ユーザーとともに root 以外のユーザーを使用してコンポーネントをアップデートすることもできます。

  • sudo と組み合わせてログイン認証情報の SSH キーを使用する場合は、システムがユーザーのパスワードを求めないように、次のように /etc/sudoers ファイルのエントリーを編集します。

    ユーザー 権限 指定
    sudo_user ALL NOPASSWD:ALL