add 説明 ベースラインまたはノードを現在のセッションの現在の作業セットに追加します。 構文 smartupdate add --nodes smartupdate add --baselines パラメーター /nodesコマンドの直後に指定され、ノードの前に使用されているパラメーターは、グローバルパラメーターと見なされます。これらのパラメーターは、コマンドに指定されているすべてのノードに適用されます。例: smartupdate add /nodes user=user1 password=password1 type=linux 192.168.1.2 192.168.1.10 user、password、およびtypeパラメーターは、両方のノードに適用されます。 指定したノードの後で使用されているパラメーターは、そのノードのみに適用されます。 smartupdate add /nodes 192.168.1.15 user=user2 password=password2 type=linux 192.168.1.17 user=user3 password=password3 type=windows user2、password2、およびlinuxパラメーターは、ノード192.168.1.15に適用されます。user3、password3、およびwindowsパラメーターは、192.168.1.17に適用されます。 ノードパラメーター --nodes 追加操作を実行するオブジェクト。リストの項目はスペースで区切ってください。ユーザーとパスワードはすべてのノードでグローバルに指定できます。 domain_name: localhost ip: 127.0.0.1 ipv6: ::1 ノードまたはベースラインのいずれかを追加します。同じコマンドで両方を追加しないでください。 VCノードを追加する場合は、プライマリEnetモジュールのIPアドレスを使用します。FCモジュールを含めて、インストールされているすべてのVCモジュールが、プライマリEnetモジュールを通して更新されます。 type = このパラメーターはノードタイプを定義します。これを、ローカルとグローバルのパラメーターとして使用します。SUMは、次のノードタイプをサポートします。 windows linux ilo virtual_connect - プライマリEnetモジュールのIPアドレスを使用します。VCノードには、oa_usernameおよびoa_passwordが必要です。VCノードを追加する場合は、oa_usernameとoa_passwordの属性を組み込みます。 oa vmware sas_switch fc_switch sdx moonshot unknown skip_prereqs = デフォルトでは、WindowsノードにCHIFドライバーがインストールされます。CHIFドライバーのインストールをスキップするには、trueオプションを使用します。 user= 例:user=john_doe@example.com これは、ノードのユーザー名認証情報を提供します。これをコマンドラインで入力しない場合、SUMはユーザー名の入力を求めます。 これを、ローカルとグローバルのパラメーターとして使用します。 ノードがLinuxノードであり、Windowsドメインの一部である場合、ユーザー名に次の形式を使用します。 \\\\ password= 例:password=userpassword このユーザーパスワードは、ノードの認証に使用されます。これをコマンドラインで入力しない場合は、パスワードを求められます。 これを、ローカルとグローバルのパラメーターとして使用します。 SUMは、ユーザー認証情報について、Windowsドメインアカウントをサポートします。 su_user= 例:user=su_john_doe@example.com スーパーユーザーのユーザー名。 su_password= 例:password=su_userpassword スーパーユーザーのパスワード。 use_sudo 認証情報をsudo認証情報として使用します。 指定される可能性があるオプション: true false switch_username= MoonshotスイッチAのユーザー名。スイッチBのユーザー名がスイッチAと同じ場合、この値が両方のスイッチに適用されます。 注: setattributesコマンドを使用してスイッチBの認証情報を割り当てることができます。 switch_password= MoonshotスイッチAのパスワード。スイッチBのパスワードがスイッチAと同じ場合、この値が両方のスイッチに適用されます。 注: setattributesコマンドを使用してスイッチBの認証情報を割り当てることができます。 switch_enable= Moonshotノードに対して、スイッチAを有効にします。パスワードが同じ場合は、AおよびBスイッチに対してこの値を使用することができます。 vcenter_host VMwareがロックダウンモードになっている場合、これはVMware vCenterのアドレスです。vcenter_usernameおよびvcenter_passwordとともにこれらのパラメーターを使用して、ロックダウンモードのVMwareホストとの接続を確立します。 vcenter_username これは、VMwareホストとの接続を確立するためのユーザーアカウントです。 vcenter_password これは、VMwareホストとの接続を確立するためのアカウントのパスワードです。 use_sshkey 指定される可能性があるオプション: true false Linuxノードのみ。このコマンドではprivatekeyfileとpassphrase(オプション)を使用します。 privatekeyfile= プライベートキーの絶対アドレスを入力します。プライベートキーは、PEM形式でなければなりません。 これを、ローカルとグローバルのパラメーターとして使用します。 passphrase= (オプション)プライベートキーのパスフレーズを入力します。 これを、ローカルとグローバルのパラメーターとして使用します。 override_connection 指定される可能性があるオプション: true false このパラメーターは、ノードの詳細を指定する前にパラメーターを指定することで、グローバルオプションとしても指定できます。 ベースラインのパラメーター --baselines このパラメーターを使用してディレクトリを指定することで、ローカルベースラインを追加します。HTTPベースラインを追加する場合は、save_locationパラメーターを使用します。 save_location= ダウンロードするHTTPベースラインを保存するディレクトリ。 type= このパラメーターはベースラインタイプを定義します。SUMは次のベースラインタイプをサポートします。 http unc(Windowsのみ) 注: ローカルホストシステムでUNCディレクトリが開いていないことを確認します。 unc_username= UNCディレクトリパスのユーザー名を入力します。(Windowsに対してのみ)有効です。 unc_password= UNCディレクトリパスのパスワードを入力します。(Windowsに対してのみ)有効です。 bundle= 追加するバンドルファイル名を入力します。バンドルファイル名のリストを表示するには、コマンドgetbaselines /listを使用します。例:bundle=spp.2014.02.0.B filter_os= (HTTPベースラインのみ)この属性を使用して、SUMがダウンロードするコンポーネントを、オペレーティングシステムを基準にフィルタリングできます。有効なオプションは、次のとおりです。 windows linux vmware 制限 1つのコマンドで、ベースラインとノードを同時に追加しないでください。2つの別々のコマンドを使用します。 SUMの対話式CLIモードはノードまたはベースラインを自動的には追加しません。対話式CLIモードでは、関連ノードが自動的に追加されません。GUIモードを使用して、関連するデバイスを追加します。 使用法 smartupdate add [--nodes n1 [type=] [user=] [password=] [su_user=] [su_password=] [use_sudo=true] [switch_username=] [switch_password=] [switch_enable=] --baselines b1 [save_location=] [type=smartupdate add /nodes 10.0.1.15 type=windows C:\>smartupdate add /baselines type=http save_location=c:\temp\spp bundle=http://10.1.2.3/spp/hp/swpackages/bp002524.xml filter_os=linux C:\>smartupdate add /nodes type=vc 10.0.1.16 user=Administrator password=12iso*help oa_username=Administrator oa_password=12iso*help C:\>smartupdate add /nodes 10.0.1.4 type=vmware vcenter_host=10.0.1.20 vcenter_username=Administrator vcenter_password=password C:\>smartupdate add /nodes 10.1.2.3 type=virtual_connect oa_username=Administrator oa_password=mypassword1 Linuxでの使用法 $ ./smartupdate add --nodes 10.0.1.16 type=linux $ ./smartupdate add --baselines "/SPP/" "/tmp/myrepos/" $ ./smartupdate add --baselines type=http save_location=c:\temp\spp bundle=http://10.1.2.3/spp/hpe/swpackages/bp002524.xml filter_os=linux $ ./smartupdate add --nodes type=vc 10.0.1.18 user=Administrator password=12iso*help oa_username=Administrator oa_password=12iso*help $ ./smartupdate add --nodes 10.0.1.4 type=vmware vcenter_host=10.0.1.20 vcenter_username=Administrator vcenter_password=password $ ./smartupdate add --nodes 10.1.2.3 type=virtual_connect oa_username=Administrator oa_password=mypassword1 注: ノードタイプがLinuxの場合は、su_userおよびsu_password、またはuse_sudoを使用できます。 例: smartupdate add /nodes 192.168.1.1 type=Linux user=user password=password su_user=user1 su_password=password1 smartupdate add /nodes 192.168.1.1 type=Linux user=user password=password use_sudo=true リターンコード SUCCESS_NO_REBOOT Windows:0 Linux:0 テキスト:The command was successful.(コマンドが成功しました。) SUCCESS_REBOOT Windows:1 Linux:1 テキスト:The command was successful but a reboot is required.(コマンドが成功しましたが、再起動が必要です。) SUCCESS_NOT_REQUIRED Windows:3 Linux:3 テキスト:The command completed successfully, but was not required or everything was already current.(コマンドは正常に完了しましたが、コマンドが不要であったか、すべてが最新です) FAILURE_GENERAL Windows:-1 Linux:255 テキスト:A general failure occurred.(一般障害が発生しました。) For details, see the logs.(詳細は、ログを参照してください。) FAILURE_BAD_PARM Windows:-2 Linux:254 テキスト:A bad input parameter was encountered.(不正な入力パラメーターが検出されました。) For details, see the logs.(詳細は、ログを参照してください。) FAILURE_COMPONENT_FAILED Windows:-3 Linux:253 テキスト:The installation of the component failed.(コンポーネントのインストールに失敗しました。) FAILURE_COMMAND_FAILED Windows:-4 Linux:252 テキスト:The command failed.(コマンドが失敗しました。) For details, see the logs.(詳細は、ログを参照してください。)