ノードまたはその他の展開タイプの追加

HP SUM は、同じ機能を使用して、すべてのノードおよび展開タイプを追加します。

特定の IP アドレスを使用したり、IP アドレス範囲を検索したりすることで、ノードを追加できます。

前提条件

  • 追加するノードの IP アドレスがわかっている。

  • ベースラインをノードに割り当てる計画の場合は、最初にベースラインを追加する。詳しくは、「ベースラインの追加」を参照してください。

  1. [ノード] 画面で、[+ ノードの追加]をクリックします。別の展開タイプ(たとえば、OA)を追加する場合、このボタンの名前は変わります。

    IP または DNS 名によって単一ノードを追加する場合は、次の手順に進み、手順 3 を省略してください。ノードの IP アドレスの範囲を検索する場合は、手順 3 に進んでください。

  2. IP または DNS 名によって単一ノードを追加する場合は、次の操作を行います。

    1. [単一ノードあるいは既存の範囲のノードを追加]を選択します。

    2. IP アドレス、DNS 名、または IP アドレスの範囲を入力します。たとえば、「10.0.1.1–10.0.1.20」と入力すると、20 個のノードが追加されます。


      [注記: ]

      注記: VC ノードを追加する場合は、プライマリ Enet モジュールの IP アドレスを使用します。


    3. ノードの説明を入力します。

    4. [追加するノードのタイプ]フィールドで、ノードタイプを選択します。ノードのタイプが不明な場合は、[不明]を選択してください。インベントリプロセスの実行中に HP SUM がノードタイプを決定します。[展開のタイプ] 画面からノードを追加する場合、HP SUM は自動的にノードのタイプを選択します。


      [注記: ]

      注記: 正しいノードのタイプを選択しておけば、HP SUM によるノードのインベントリ作成にかかる時間が短縮されます。


      一部のノードには、ノード固有の情報が必要です。各ノードで必要な情報について詳しくは、「ノード固有の追加詳細情報」を参照してください。

      Moonshot ノードについて詳しくは、「Moonshot ノードの概要」を参照してください。

    5. (オプション)このノードに適用するベースライン、追加パッケージ、またはその両方を選択します。

    6. (オプション)ノードをグループに割り当てる場合は、リストからグループを選択します。

    7. 次のいずれかを選択します。

      • 現在の認証情報を使用(ノードとの既存の信頼関係が必要):このオプションは Windows ノードのみが対象です。

      • 管理者の認証情報を入力:ノード上で管理者権限を持つユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。

    8. Linux および HP-UX ノードでは、ルート認証情報を使用してノードにログインせずに、sudo 認証情報を使用してアップデートを展開できます。sudo コマンドを使用するには、ノードに sudo 機能をインストールする必要があります。


      [注記: ]

      注記: スーパーユーザーおよび sudo はすべてのノードで使用できるわけではありません。


      sudo を使用する場合は、[アクセスレベル]フィールドで以下のいずれかを選択します。

      • sudo 認証情報を使用する場合は、[コンポーネントをアップデートするために sudo を使用]をクリックします。

      • スーパーユーザーの認証情報を入力する場合は、[コンポーネントをアップデートするためにスーパーユーザーの認証情報を入力してください]をクリックします。


      [注記: ]

      注記: スーパーユーザーの認証情報を使用する場合は、[認証情報]フィールドに通常ユーザーの認証情報を入力してから、[アクセスレベル]フィールドにスーパーユーザーの認証情報を追加してください。HP SUM は、まず通常ユーザーの認証情報でログインしてから、スーパーユーザーの認証情報でスーパーユーザーのアカウントにログインします。


    9. [追加]をクリックします。

  3. IP アドレスの範囲を検索してノードを追加する場合は、次の操作を行います。

    1. [IP の範囲でネットワーク上のノードを検出]を選択します。

    2. [ノードの検索]をクリックします。

    3. 検索する HP SUM の IP アドレス範囲を入力して、[検索]をクリックします。


      [注記: ]

      注記: HP SUM は、IPv4 アドレスの 1 つのサブネット/オクテット、最後の 4 桁だけを検索します。HP SUM は、IPv6 ネットワークを検索しません。


      検出されたノードが [利用可能なノード]フィールドに表示されます。

    4. [利用可能なノード]セクションから追加するノードを選択してから、[ノードの追加]をクリックします。

    5. ベースラインを割り当てる場合は、[適用するベースライン]フィールドで [ベースライン]、[追加のパッケージ]を選択します。

    6. [認証情報]セクションで、[現在の認証情報を使用(ノードと既存の信頼関係が必要)]、[管理者の認証情報を入力]、または [SSH キー認証情報を入力]を選択します。

      管理者認証情報の入力を選択する場合は、[ユーザー名]と [パスワード]を入力します。

  4. [追加]をクリックします。

    [ノードの追加]セクションに、選択したノードが表示されます。

  5. [キャンセル]をクリックして、[ノード] 画面に戻ります。

ノード固有の追加詳細情報

一部のノードには、ノードの追加の際に、含める必要があるノード固有の情報があります。

ノードタイプ 追加詳細情報
Windows
  • HP SUM がノード上でアップデート処理を検出した場合に、実行する操作を入力します。

    • [アップデートを実行中のままにして、ノードをバイパスする]

    • [ノード上で現在実行しているアップデート処理を停止し、このセッションからのアップデートに置き換える]

Linux
  • Linux ノードでは、SSH キーの認証情報を使用できます。[ユーザー名]、[プライベートキーファイル]の位置、および [パスワード](必要な場合)を入力します。プライベートキーでは、PEM 形式を使用する必要があります。

  • HP SUM がノード上でアップデート処理を検出した場合に、実行する操作を入力します。

    • [アップデートを実行中のままにして、ノードをバイパスする]

    • [ノード上で現在実行しているアップデート処理を停止し、このセッションからのアップデートに置き換える]

  • このノードのアクセスレベルを選択します。

    • なし

    • ここまでの操作で入力した認証情報で、sudo を使用する

    • スーパーユーザーの認証情報を入力して、コンポーネントをアップデートする

HP-UX
  • HP SUM がノード上でアップデート処理を検出した場合に、実行する操作を入力します。

    • [アップデートを実行中のままにして、ノードをバイパスする]

    • [ノード上で現在実行しているアップデート処理を停止し、このセッションからのアップデートに置き換える]

  • このノードのアクセスレベルを選択します。

    • なし

    • ここまでの操作で入力した認証情報で、sudo を使用する

    • スーパーユーザーの認証情報を入力して、コンポーネントをアップデートする

VMware ホスト

VMware ホストで、ユーザーの現在の認証情報を使用するのか、管理者の認証情報を使用するか、それとも認証チケットをオープンするかを選択します。チケットを使用すると、ノードがロックダウンモードであるかどうかに関係なく、ノードをアップデートできます。

[チケットを入手するために vCenter の詳細を入力してください (ホストへの認証情報)] を選択する場合、ホストの [IP/DNS]、[ユーザー名]、および [パスワード]を入力します。


[注記: ]

注記: HP SUM は、DRS または HA が有効な場合、VMware ノードの自動移行は行いません。VMware ノードの移行について詳しくは、HP の次の Web サイトで入手できる VMware vCenter 用の HP OneView のドキュメントを参照してください。

http://www.hp.com/go/ovvcenter/docs


Onboard Administrator
  • 関連付けられたノードを自動的に追加するかどうかを選択します。自動追加を選択すると、シャーシ内のすべてのノードが追加されます。

    • OA および iLO を同時にアップデートする場合は、OA ノードに対してこれを選択して、HP SUM が関連付けられている iLO ノードを検出するようにします。HP SUM は、OA にアップデートが展開されるときに適切な展開順序を判断できます。

    • 認証情報を提供しない場合、HP SUM では関連付けられている VC の OA に対して提供する認証情報が使用されます。

Superdome 2/X Onboard Administrator

ノード固有の設定はありません。

HP SAS B/L インターコネクトスイッチ
  • 関連付けられたノードを自動的に追加するかどうかを選択します。自動追加を選択すると、シャーシ内のすべてのノードが追加されます。

ファイバーチャネルスイッチ
  • 関連付けられたノードを自動的に追加するかどうかを選択します。自動追加を選択すると、Onboard Administrator が追加されます。

iLO
  • 関連付けられたノードを自動的に追加するかどうかを選択します。自動追加を選択すると、Onboard Administrator が追加されます。


[重要: ]

重要: iLO を iLO 連携グループの一部として使用する予定の場合は、iLO をノードとして追加しないでください。


OA および iLO を同時にアップデートする場合は、OA ノードに対してこれを選択して、HP SUM が関連付けられている iLO ノードを検出するようにします。HP SUM は、OA にアップデートが展開されるときに正しい展開順序を判断できます。

Moonshot
  • iLO CM の管理者認証情報:[ユーザー名]と [パスワード]。

  • スイッチの認証情報:[ユーザー名]、[パスワード]、[パスワードの有効化]。

  • スイッチ B が同じ認証情報を使用する場合は、[両方のスイッチ上の認証情報は同じ。] を選択します。そうでない場合は、この選択を解除し、スイッチ B の認証情報を入力します。

Virtual Connect

VC のアクティベーション順など、一部の VC オプションは、ノードの [編集] またはノードの [レビュー/展開] 画面から設定できます。

  • 関連付けられたノードを自動的に追加するかどうかを選択します。自動追加を選択すると、シャーシ内のすべてのノードが追加されます。

  • 関連付けられている Onboard Administrator の認証情報の追加

    • [関連付けられている Onboard Administrator IP/DNS]

    • [上記の認証情報を使用]:ここまでの手順で入力した認証情報を使用します。

    • [管理者の認証情報を入力]:認証情報がここまでの手順で入力した認証情報と異なる場合、その認証情報を入力します。