ノードの展開

[展開] 画面を開くと、HP SUM が Easy 展開モードで開き、ノードに関する以下の情報が示されます。

  • ノードタイプ

  • ノードアドレス

  • インストールおよび再起動オプション

  • アドバンストモードの選択ボタン

  • 推定展開時間

  • ベースラインと追加パッケージ

  • ベースラインのサイズ

  • 展開できるコンポーネントの数

  • ノードのベースラインの準拠

  • インストールオプション

  • 警告パネル


[注記: ]

注記: Easy およびアドバンスト展開モードは、以下のノードでのみ使用可能です。

  • Windows

  • Linux

  • HP-UX

その他のノードタイプを展開する手順については、「その他のノードタイプの展開」を参照してください。



[注記: ]

注記: HP SUM は、[ベースライン] 画面でのコンポーネントの構成をサポートしています。詳しくは、「コンポーネントの構成」を参照してください。


  1. [ノード] 画面で、アップデートするノードを選択して[アクション] → [レビュー/展開]の順に選択します。

  2. 次のいずれかを実行します。

    Easy Mode でのノードの展開


    [注記: ]

    注記: 展開前に個々のコンポーネントの詳細を表示するには、アドバンストモードを使用します。


    1. [インストールオプション]を以下から選択します。

      • [ダウングレードを有効]

      • [書き換えを有効]

      • [依存エラーのあるコンポーネントをスキップ]


      [注記: ]

      注記: VMware ノードは、Easy Mode では、コンポーネントの再書き込みはサポートしていません。コンポーネントを再書き込みするには、アドバンストモードを使用します。


    2. [展開]をクリックします。


      [注記: ]

      注記: 関連するノードを展開するには、アドバンストモードを使用します。


    アドバンストモードでのノードの展開

    • より多くのオプションを表示したい場合は、[その他のオプションについては、アドバンストモードを有効にします]ボタンを選択し、[続行します]をクリックして、以下を実行します。

      1. インストールオプションを変更するには、[インストールオプション]をクリックして、以下からオプションを選択します。

        選択項目 ソフトウェア ファームウェア
        アップグレード ダウングレード 再書き込み アップグレード ダウングレード 再書き込み
        ファームウェアおよびソフトウェアのアップグレード        
        ファームウェアのアップグレード          
        ソフトウェアのアップグレード          
        両方のダウングレードおよび書き換え
        ファームウェアのダウングレードおよび書き換え      
        ソフトウェアのダウングレードおよび書き換え      
        ファームウェアのダウングレード        
        ソフトウェアのダウングレード        
        両方のダウングレード    
        ファームウェアの書き換え        
        ソフトウェアの書き換え        
        両方の書き換え    
      2. [ベースライン]フィールドで、アップデートの対象として使用できる各コンポーネントを選択します。検索ボックスを使用して、コンポーネントの検索ワードを入力してください。アップデートの詳しい情報を得るには、バージョン番号をクリックしてください。Linux ノードを展開の対象にする場合、HP SUM は、ご使用のノードで有効な RPM アップデートのみを表示します。

        [強制]をクリックすると、ダウングレードまたは再書き込みに使用できるコンポーネントをダウングレードまたは再書き込みできます。[インストールオプション]で [ダウングレード]、[再書き込み]、またはその両方を選択している場合、[強制]ボタンは表示されません。

      3. 再起動が必要なコンポーネントがある場合、再起動オプションが表示されます。更新の展開後に HP SUM に再起動を開始させる場合は、[再起動オプション]をクリックして次の操作を行います。

        1. [インストール後にシステムを再起動]で、[なし]、[必要な場合]、または [常時]を選択します。

        2. [再起動遅延(秒)]に、再起動を開始するまでノードに待機させる秒数を入力します。最小遅延は 15 秒、最大遅延は 3600 秒です。

        3. テキストボックスには、ノードを再起動する前に表示する再起動メッセージを、255 文字以内で入力します。


        [注記: ]

        注記: ノード内のすべてのアップデートを正常に展開できない場合、ノードは再起動されません。展開のログを表示し、問題を検索して解決してしてからノードを再起動してください。


      4. 使用可能なアップデートのリストが表示されます。アップデートを選択したり、実行しないアップデートの選択を解除したりできます。HP SUM が同じコンポーネントの 2 つのバージョンを見つけた場合、以下の仕様に一致するコンポーネントが表示されます。

        • HP SUM は、コンポーネントの RPM バージョンを表示し、コンポーネントの SCEXE バージョンを非表示にします。

        • HP SUM は、コンポーネントのオペレーティングシステムをノードのオペレーティングシステムと比較します。HP SUM は、オペレーティングシステムに対して正しいコンポーネントバージョンを表示します。たとえば、ベースラインにコンポーネントの 32 ビットバージョンおよびコンポーネントの 64 ビットバージョンが含まれている場合、HP SUM は、ノードのオペレーティングシステムをチェックし、適用されるバージョンのみを表示します。

      5. [関連付けられたノードの詳細]フィールドで、このノードと一緒に更新するノードを選択します。

  3. [展開]をクリックします。HP SUM は、行われたすべての変更を分析し、コンポーネントの展開を開始します。


    [注記: ]

    注記: 展開を開始するには、依存関係のすべての問題を解決する必要があります。またはコンポーネントを選択解除して、インストールされないようにします。


  4. [ノード] 画面の [一般] セクションで、ノードの [ログの参照]をクリックした後で、インストールしたコンポーネントの [ログの参照]をクリックしてインストールの詳細を確認します。


[注記: ]

注記: ノードページで [Live Log] ボタンをクリックして、展開ステータスを確認します。


Integrity BL870c i4 または BL890c i4 ノードでのすべてのパーティションの展開

  1. Integrity BL870c i4 または BL890c i4 ノードパーティションのインベントリを作成します。

    HP SUM はインベントリの実行を完了すると、[関連するデバイス] セクションに関連パーティションを表示します。


    [注記: ]

    注記: Onboard Administrator でインベントリの作成を開始します。作成が開始されると、HP SUM はすべてのパーティションのインベントリを自動的に作成し、[ドメインの展開]を表示します。


  2. 黄色のステータスボックスの [ドメインの展開]をクリックします。

  3. 次の選択を行います。

    • [ベースライン] セクションで、HP SUM が使用するベースラインを選択します。

    • [インストールオプション] セクションで、ダウングレードするのかそれともアップデートを再書き込みするのかを選択します。

    • [再起動オプション] で、アップデート後再起動するパーティションを選択します。

  4. [レビュー/展開]をクリックします。

    [Integrity iLO ドメインの展開] 画面が閉じて、ドメインがアップデートされます。

その他のノードタイプの展開


[注記: ]

注記: Easy およびアドバンストモードは、Windows、Linux、および HP-UX ノードのみを展開します。


  1. インストールオプションを変更する場合は、[インストールオプション]をクリックして、以下の項目から選択します。

    • [オプション] ドロップダウンメニューでは、ノードのグローバルオプションを選択することができます。コンポーネントのアップグレードとともに、利用可能なコンポーネントのダウングレード、再書き込み、またはダウングレードおよび再書き込みを選択できます。選択について詳しくは、「ノードの展開」でアドバンストモードの展開を参照してください。

    • HP SUM で、標準ログファイルよりも詳細な情報を含む場合があるログファイルを作成したいかどうかを選択します。

  2. [関連付けられたノードの詳細]フィールドで、このノードと一緒に更新するノードを選択します。

    関連するノードについて詳しくは、「関連するノードの展開動作」を参照してください。

  3. [ベースラインライブラリ]フィールドで、アップデートの対象にする、利用可能な各コンポーネントを選択します。[検索] ボックスを使用してコンポーネントの検索する単語を入力します。アップデートについて詳しくは、バージョン番号をクリックします。Linux ノードを展開する場合、HP SUM はそのノードに有効な RPM アップデートのみを表示します。


    [注記: ]

    注記: 展開に使用できるコンポーネントのリストで、HP SUM が 1 つのコンポーネントを複数のデバイスに適用できる場合や、選択したノードのソフトウェアが複数含まれる場合は、[インストールされているバージョン]と [アクティブなバージョン]の列に [View Details] が表示されます。

    VMware VIB コンポーネントはアップグレードとダウングレードのみをサポートしており、VMware VIB の再書き込みを実行することはできません。VIB コンポーネントのすべての部分を強制的にインストールしたい場合は、すべてのコンポーネントを強制するノードに対して [ダウングレード]を選択できます。その他のコンポーネントを展開する予定で、VIB コンポーネントをダウングレードするときにそれらをダウングレードしたくない場合は、2 つの展開を実行する必要があります。すべてのノードのアップグレード展開を完了し、ノードのインベントリを再作成したら、[アクション] → [レビュー/展開]の順にクリックし、[ダウングレード]を選択して、ダウングレードの展開をインストールします。


  4. [強制]をクリックすると、ダウングレードまたは再書き込みに使用できるコンポーネントをダウングレードまたは再書き込みできます。

    [インストールオプション]で [ダウングレード]、[再書き込み]、または [Downgrade & Rewrite] を選択している場合、[強制]ボタンは表示されません。

  5. HP SUM が検出したすべての問題を表示するには、[警告/アラート]セクションを展開します。

  6. HP SUM はサーバーノードタイプを再起動できます。更新の展開後に HP SUM に再起動を開始させる場合は、[再起動オプション]をクリックして次の操作を行います。

    1. [インストール後にシステムを再起動]で、[なし]、[必要な場合]、または [常時]を選択します。

    2. [再起動遅延(秒)]に、再起動を開始するまでノードに待機させる秒数を入力します。最小遅延は 15 秒、最大遅延は 3600 秒です。

    3. テキストボックスには、ノードを再起動する前に表示する再起動メッセージを、255 文字以内で入力します。


      [重要: ]

      重要: HP SUM は、コンポーネントを展開する前に、一部のコンポーネントには再起動が不要な可能性があることを表示する場合があります。構成や予期しない状況のために、HP SUM が、アップデートをアクティブにするためには再起動が必要であることを検出する可能性があります。予期しないダウンタイムを防止するため、[インストール後にシステムを再起動]は [なし]のままにしておきます。



    [注記: ]

    注記: ノード内のすべてのアップデートを正常に展開できない場合、ノードは再起動されません。展開のログを表示し、問題を検索して解決してしてからノードを再起動してください。


  7. 使用可能なアップデートのリストが表示されます。アップデートを選択したり、実行しないアップデートの選択を解除したりできます。同一コンポーネントの 2 つのバージョンが検出された場合は、次の仕様に一致するコンポーネントが表示されます。

    • HP SUM は、コンポーネントの RPM バージョンを表示し、コンポーネントの SCEXE バージョンを非表示にします。

    • コンポーネントのオペレーティングシステムとノードのオペレーティングシステムが比較されます。オペレーティングシステム用の正しいコンポーネントバージョンが表示されます。たとえば、コンポーネントの 32 ビットバージョンと 64 ビットバージョンがベースラインに含まれる場合は、ノードのオペレーティングシステムが確認され、該当するバージョンのみが表示されます。

  8. [展開]をクリックします。HP SUM は、ユーザーが加えたすべての変更を解析し、コンポーネントの展開を開始します。


    [注記: ]

    注記: 展開を開始するには、依存関係のすべての問題を解決する必要があります。


  9. [ノード] 画面の [一般] セクションで、ノードの [ログの参照]をクリックした後、インストールしたコンポーネントの [ログの参照]をクリックしてインストールの詳細を確認します。