Windows および Linux ノードサーバー用の IPv6 ベースネットワーク内のリモートノードに展開できます。
Windows ベースのサーバーがリモートノードサーバーと通信するために、HP SUM は、既存の認証情報またはユーザーが入力するユーザー名とパスワードを使用して、admin$ 共有に接続します。この共有は、Windows Server が自動で設定する共有です。HP SUM は、admin$ 共有に接続すると、インストールの実行中に使用するエンジンのバージョンをノードサーバーにコピーします。このエンジンが起動されると、HP SUM はこのエンジンを使用してローカルサーバーとリモートノードサーバーとの通信を行います。
HP SUM が通信に必要とするファイアウォールポートを開きます。使用されるポートについて詳しくは、「HP SUM ネットワークポートを使用可能にする」を参照してください。インストールが完了するか取り消されると、HP SUM はリモートエンジンを停止し、ノードからエンジンを削除して、Windows ファイアウォール上のポートを閉じてから、ノードとローカルシステム間の共有を解除します。
Linux ベースのサーバーがリモートノードサーバーと通信するために、HP SUM は、ユーザーが入力するユーザー名とパスワードを使用して起動し、ノードサーバーへの SSH 接続を確立します。HP SUM は、接続後、インストールの実行中だけに使用するエンジンをノードサーバーにコピーします。このエンジンが起動されると、HP SUM はこのエンジンを使用してローカルサーバーとリモートノードサーバーとの通信を行います。
このプロセスの実行中、HP SUM は iptables のファイアウォールでポートを開きます。これにより、HP SUM は、SSL 経由で HP SUM エンジンと通信して、ローカルシステムとリモートシステムとの間でデータをやりとりできるようになります。使用されるポートについて詳しくは、「HP SUM ネットワークポートを使用可能にする」を参照してください。インストールが完了するかまたは取り消されると、HP SUM はリモートエンジンを停止し、ターゲットサーバーからエンジンを削除し、IP テーブルのファイアウォールのポートを閉じてから、ノードサーバーへの SSH 接続を終了します。